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GRE試験 (Graduate Record Examinations)

受験対象者:

毎年、世界中の大学院やビジネススクールへの入学希望者がGRE®テストを受けています。GREは、異なった教育や文化をもつ学生の基礎学力を判断するための共通試験です。スコアは、大学院レベルの入学や奨学金申込の際に、学士課程の成績、推薦状などの補足書類として参考にされます。

申し込み方法:

GRE® テストの申し込み、およびテストやサービスに関する最新情報は、GREのホームページから確認できます。

GRE® revised General Test

GRE® revised General Testは、世界でもっとも受け入れられている大学院レベルの入学審査向けテストです。GREテストのスコアは、世界のあらゆる大学院やビジネススクールの入学審査に利用されています。

GRE® revise General Testの内容は、大学院やビジネススクールにおいて成功するために必要とされる能力や考え方を反映しており、特に英語、数学、批判力、論文の能力を測ります。これらの能力は長期にわたって培われてきたもので、特定の分野の学習に限ったものではありません。GRE revised General Testは、受験者が自分なりのテスト攻略法を使用できる使いやすいテスト方式と送付するスコアを選べるScoreSelect®オプションが特徴です。

受験時期と会場

160以上の国々に約1000カ所のテストセンター(Educational Testing Service – ETS)があるため、もっとも便利な会場で受験することができます。コンピューターベースのテストは、世界のほとんどの地域で年間を通して行われます。コンピューターベースのテストが行われない地域では、ペーパーベースのGRE revised General Testが、10月、11月、2月の年3回、あるいはそのいずれかに行われます。

コンピューターベース試験の構成

GRE revised General Testは、論文、英語、数学の3セッションから構成されます。

Analytical Writing(論文):論理的思考能力、問題分析能力、首尾一貫した理論展開能力、英作文能力を測ります。このセクションでは、提示された内容について焦点を絞った答えが求められるため、課題にしっかりとあった対応ができる能力を正確に実証することができます。

Verbal Reasoning(英語):文章の分析判断能力、単語力、語彙・文脈間の理解力を測ります。

Quantitative Reasoning(数学): 数学的概念の理解・分析能力、定量的な問題解決能力、各種計算、代数、幾何、確率、統計などの基本的な数学概念の理解と計算能力を測ります。

コンピューターベースGRE® revised General Test

*Unscored section:Analytical Writingセクション後、スコアに換算されない問題が、特に明記されずに順不同で問題の中に含まれることがあります。これらの問題は今後の参考として、または新バージョンテストの妥当性を計る目的で使用されます。

**Research section:Unscored sectionの代わりに含まれることがあります。Researchとして明記され、常に試験の最後に出てきます。同セクションの問題は、ETSリサーチの目的で使用され、スコアに換算されることはありません。

Analytical Writingは常に試験の最初にでてきますが、他のセクションは順不同です。

コンピュータベース

テストの特長

コンピューターベースの GRE® revised General Testは、セクション内で問題の先送りや後戻りができる最新テクノロジーを使用しています。また、以下のような特徴が含まれます。

ペーパーベースGRE® revised General Test

Analytical Writingは常に試験の最初にでてきますが、他のセクションは順不同です。

テストの特徴

テスト対策

無料の公式テスト対策ツールを使えば、簡単にGRE revised General Test のテスト対策ができます。

無料あるいは低価格な公式テスト対策ツールに関しては、GREのホームページをご覧ください

最新情報を入手

GRE revised General Test のさらなる詳細は、TakeTheGRE.comで公式ニュースや重要なお知らせをご確認ください。GRE® revised General Testのfacebookページでは、世界中の受験者と交流ができ、アドバイスの交換、受験者同士の励まし、テストに関する正確な情報の収集などが可能です。

テストの申し込み

コンピューターベースのテストは、クレジットカードを利用したオンラインでの申し込みのほか、電話と郵便でも受け付けています。ペーパーベースのテストはクレジットカードを利用したオンラインでの申し込み、または郵便での申し込みが可能です。受験料は、$205です。金額は変更される場合があるため、最新の受験料をGREのホームページで確認ください。

スコアレポート

スコア

GRE revised General Test のスコアは以下の通りです。

Verbal Reasoning、Quantitative Reasoning、Analytical Writingのセクションでまったく解答しなかった場合は、スコアなしのレポート(NS)を受け取ることになります。

コンピューターベースのテストの場合、受験日から約10〜15日でスコアを確認することができます。ペーパーベースの場合、受験日から約6週間です。スコアは、www.ets.org/mygreから無料で確認ができます。

スコア送付

ScoreSelect® は、どのスコアを学校に送るか選択することができるオプションです。スコアレポートは4つまで無料で送付でき、最新のスコア、あるいは過去5年以内の全スコアから選ぶことができます。4つ以上のスコアを送付したい場合は、受験日後、オンラインで最新のスコアを含む過去に受けたスコアすべて、あるいはその中から選択して有料で送付することができます。スコア送付の際は、スコア全体を提出する必要があります。

ScoreSelect® のオプションを利用すれば、自分の最善のスコアを送信できるため、受験当日により自信を持って挑むことができます。ScoreSelect® は、GRE® revised General TestとGRE® Subject Testsの両方において、5年以内のスコアをもつ人なら誰でも利用することができます。

GRE® Subject Tests

GRE® Subject Testsでは、特定の分野での知識や能力に焦点をあてることで、他の受験生よりも優れていることを示すことができます。下記の科目において、学部での成績を測ります。

各Subject Testは、その分野での学士号、または豊富な経歴を前提としています。テストは世界各国の認定ペーパーベース試験センターで、10月、11月、4月の年3回まで行われます。試験の詳細は、GRE® のホームページに掲載されています。

テスト対策

無料の公式テスト対策教材は、Subject Testを申し込んだ受験者に提供されるほか、GREのホームページでも入手が可能です。Subject Testの教本は、本試験と同じ問題数の模擬試験や解答、試験攻略、自分のスコアを理解するために役立つ情報などが掲載されています。この教本は、申込者全員に送付されますが、無料でダウンロードもできます。

試験の申し込み

GRE Subject Testは、クレジットカードを利用したオンラインでの申し込みのほか、郵便でも受け付けています。受験料は、$150です。金額は変更される場合があるため、最新の受験料をGREのホームページで確認ください。

スコアレポート

スコア

各Subject Testのスコアは200〜990点ですが、試験によっては20〜99点の範囲で細かくスコアがでる場合もあります。スコアは、受験後6週間以内に確認することができます。確認は、www.ets.org/mygreから無料でできます。

ScoreSelectオプション

前述のScoreSelectは、GRE Subject Testでも利用可能です。

学校からの連絡を希望

GRE®検索サービス

GRE®検索サービスは、登録された学歴などの情報をもとに、大学院や奨学金スポンサーを紹介する無料サービスです。大学院やビジネススクールは、受験生のプロフィールがそのプログラムに適当と判断した場合、直接受験生に連絡することができるので、受験生にとって検討していなかった学校やプログラムについての情報を得る効果的な方法です。検索サービスは、試験申し込みの際に登録ができるほか、オンラインでいつでも申し込むことができます。

GRE Testsとサービスについての詳細は、www.ets.org/greをご覧ください。

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