モレイン・バレー・コミュニティカレッジはイリノイ州パロスにある公立のコミュニティカレッジです。同州クック郡の森林保護区に位置する当カレッジは、シカゴ中心部まで電車で行くことができ、同市内から車なら30分程度です。

1万7,000人の学生を抱えるモレイン・バレーはイリノイ州で2番目の規模を誇るコミュニティカレッジで、40以上もの国々からの留学生も在籍しています。多数の学生が在籍していますが、学生たちは少人数制の授業や熱心な教授陣による1対1の指導を受けています。また、学生たちには、イリノイ州やその他州の名門大学に編入する機会があるだけでなく、授業料の割引きや入学保証を受けるチャンスもあります。

コミュニティカレッジ

モレイン・バレー・コミュニティカレッジは2年制の教育機関です。当カレッジでは文系準学士号（A.A.）、美術系準学士号（A.F.A.)、工学順学士号、理系準学士号（A.S.）、学士号を目指す学生を対象にした編入学位のプログラムを提供しています。学士号を目指す学生は、最初の2年間（あるいは62単位から65単位）をモレイン・バレーで学習し、4年制大学に編入して専攻する分野の学習をします。

理系準学士号（A.S.）

理系準学士号（A.S.)プログラムは、理学士号取得を目指しモレイン・バレーでその最初の2年間を修了することを選択した学生を対象にしています。この学位コースは、生物学、化学、コンピュータサイエンス、歯科、工学、地質学、数学、医学、医療技術、看護、薬理学、作業療法および理学療法、物理学、および獣医学などの科学関連の分野を専攻したい学生におすすめです。また、経理、経営管理、財務、人事、マーケティング、経営などの専攻分野に編入することも可能です。

文系準学士号（A.A.）

文系準学士号（A.A.）と美術系準学士号（A.F.A）の両プログラムは、文学士号やファインアーツ学士号取得を目指しモレイン・バレーでその最初の2年間を修了することを選択した学生を対象にしています。この学位コースは、芸術、ビジネス、刑事司法、教育、英語、外国語、地理学、歴史、法律、音楽、哲学、体育学、政治学、心理学、社会学、ソーシャルワーク、スピーチ、演劇などの分野を専攻したい学生におすすめです。

理工学準学士号（A.E.S.）

このプログラムは工学士号を目指しモレイン・バレーでその最初の2年間を修了することを選択した学生を対象にしています。そうすることによって学生は理工学準学士号（A.E.A.）を取得することができます。尚、同プログラムは、航空宇宙、農業および生物学、建築、化学、土木、コンピューター、コンピューターサイエンス、電気、エネルギー管理、工学力学、工学物理学、一般建築、産業、材料科学、機械工学、原子力工学、システムエンジニアリングなど、すべての工学専攻に適しています。

集中英語プログラム（IELP）

また、モレイン・バレー・コミュニティカレッジでは、学部授業に参加するための必須英語力がない学生を対象に集中英語プログラム（IELP）も提供しています。学生はこのプログラムのみ受けることも可能ですが、プログラム修了後に準学士号プログラムに編入することもできます。

編入に関する提携

モレイン・バレー・コミュニティカレッジは名門大学と保証付き編入の提携を結んでいます。モレイン・バレー・コミュニティカレッジからイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校、イリノイ大学シカゴ校、イリノイ工科大学、デポール大学、ロヨラ大学シカゴ校、ノースウェスタン大学に多くの学生が編入しています。また、学生は国内にあるその他の名門大学にも多く編入しています。

入学にあたり、IELTS、TOEFL、ACT、SATは不要

モレイン・バレー・コミュニティカレッジへの入学に際し、IELTSやTOEFLのスコアを提出する必要はありません。学生はレベル判断テストを申込み時に受け、その結果によって一般英語のクラスかアカデミック英語のクラスかに入ります。また、モレイン・バレー・コミュニティカレッジは開放入学制度をとっているため、ACTやSATを受験する必要もありません。唯一の条件は入学を希望する学生が高校を卒業していることです。