アメリカの学校に入学申し込みをする

アメリカの大学やカレッジは各自の入学基準を設け、入学希望者がその基準に合うかどうかを判定します。各大学やカレッジへはそれぞれに申請しなければなりません
アメリカの大学やカレッジは各自の入学基準を設け、入学希望者がその基準に合うかどうかを判定します。各大学やカレッジへはそれぞれに申請しなければなりません
たとえ留学したい学校を1校に絞っていても、その“第一希望”の学校から入学許可を得られない場合もありますので、他の学校にも申請しましょう。少なくとも1校か2校は、あなたとアドバイザーが入学できると100%確信している学校でなければなりません。限られた定員に対し、世界中の留学希望者と競っていることを忘れないでください。
用語
Transcript(成績証明書) 学校成績書の写し
Credit(単位) 課程を修了した際の単位で、通常、そのクラスの1週間の時間数
Undergraduate(学部生) 学士課程修了前の大学やカレッジの学生
Graduate school(大学院) 大学内にあり、学士課程以上の課程を提供
GPA—Grade Point Average(成績平均点) 履修科目ごとの単位数と成績評価点を数値化した計算に基づいた学業成績の平均点
大部分のアメリカの学校は、留学生に遅くとも入学予定の1年前にはその学校に連絡を取ることを勧めています。
アメリカの大学やカレッジへの入学申請は以下の手順で行ってください。
複数の学校に入学願書を書きます。 入学したい学校を決めたら、留学生の入学に関する詳しい情報と願書について各学校に問い合わせます。学校選択の資料としてこの雑誌に掲載されている学校の広告を利用できます。当サイトStudyUSA.comの“Request Information”で、オンラインで資料請求をするか、StudyUSA.comの各学校のページにある“Apply Now” をクリックして、直接入学事務局に申し込むこともできます。もし学部課程や英語プログラム(ESLなど)に関心がある場合は、各学校の入学事務局にその旨を書きます。
大学院に入学を希望する場合は、物理学研究科や史学研究科など、入学資格のある大学院に直接申請する必要があります。大学院の入学事務局か室長に問い合わせてください。
大学院課程に進みたい場合は、優秀な学業成績でなければなりません。
Study in the USA ®で学校についての情報を得たことを伝えてください。
入学願書を送ります。 アメリカの大学やカレッジでは、通常、入学希望者の成績表とTOEFLやSAT、ACTなどのテストの得点によって入学の合否を決定します。大学院に申請する場合は、GREやGMATなどのテスト結果の提出も必要になるでしょう。
入学事務局、または大学院研究室が、課程に関する詳細と入学願書を送ってきます。(オンラインや各地域の教育指導センターで特定の学校の入学願書を取得することもできます。)申請ごとに35~100ドルの出願料がかかります。これは手数料として支払うもので、その学校に入学できなかった場合にも払い戻しはありません。
入学事務局では高校など最終在籍校の評価と、国ごとの統一試験がある場合はその結果も検討します。大学院に申請する場合は、大学の成績も評価されます。現在、在籍している学校か最終在籍校に、正式な成績証明書を入学願書を提出する学校へ郵送してもらうように頼みます。入学試験を受ける前に、大学やカレッジがあなたに関心を持ってくれるように、正式な学業成績表を送ってもらうように準備することが必要です。
ほとんどの願書には以下の情報が必要になります。
- 個人情報 - 氏名、年齢、住所、家族構成、出生地、国籍など。
- 活動 - 在籍したクラブ、受賞歴、チームスポーツの経験、指導的役割の経験などのリストを作成します。
- 学習計画 - その学校を選んだ理由、専攻したい課程、職業としてのゴール、研究計画などの短いエッセイを書きます。
- 作文 - テーマを選択して個人的な作文の提出を求める学校もあります。サイドバーをご覧ください。
- 推薦状 - 願書には推薦状のための何枚かの白紙が含まれています。恩師に推薦状を書いてもらい、入学を希望する各学校の入学事務局に直接送付してもらうようにお願いします。
提出期限に十分間に合うように各大学やカレッジに願書を送りましょう。
入学試験に申し込みます。アメリカの大学やカレッジに入学する場合は、適正と学力を測るテストを受けなければなりません。また、留学生は英語能力を測定する試験を受けることも必要です。これらのテストは世界中のセンターで受験することができます。“標準テスト”なので、どのセンターでも同じテストを受けることができます。入学事務局では国際統一基準によって、センターから送られてきたテストの結果を他の学生の得点と比較します。
入学試験を受けます。テストの結果は入学申請をしている大学やカレッジに直接送られます。SATやACTなどのテストに申し込んだ際や、試験サイトでコンピューターベース・テストを受ける際に、申請する大学名を示すように言われます。試験実施機関はテスト結果をそれらの大学に直接送ります。後で結果送付を依頼すると手数料がかかります。
合格通知を受け取ります。 願書締め切り日後に、願書を提出した大学から通知が届きます。大学の中には入学事務局に書類が届いたらすぐに通知するところもあります。これを「ローリングアドミッション」(締め切り日のない入学願書受付方式)といいます。しかし、数か月後に全受験生に一度に通知する大学もあります。
前払い金を払います。入学したいクラスを予約したい場合、ほとんどの大学では規定の日までに前払い金を納入します。留学生の場合、この前払い金は学期分、もしくは年間の授業料と同額になります。
もし学資援助に申し込んだり、大学の寮に住むことを考えている場合は、ただちに前払い金を支払いましょう。多くの大学はすべての学生に提供できるほど十分な学生寮がないため、できるだけ早く寮の申込書と部屋の前払い金を支払うことで、学生寮に入居できるチャンスをより得ることができます。
選択した大学は、在学中に利用できる財産がどれくらいあるかを示す残高証明書の提出を求める場合もあります。奨学金、国費留学生、企業によるスポンサーなどがついている場合は、授与の詳細を送る必要があります。
素晴らしいエッセイを書きましょう
大学の願書に添えて提出するアメリカの個人的なエッセーの書き方については、なじみがないかもしれません。ここに素晴らしいエッセイを書くためのいくつかのポイントをご紹介しましょう!
ステップ1:素晴らしい話題を考えましょう。エッセイの話題はあなたにとって個人的な意味を持つものでなければなりません。あなたはどんな人なのか、あなたの価値や関心事は何か、また、あなたは他の受験生とどんな風に違うのかなどが書かれなければなりません。成績表やこれまでに受けた科目のリスト、またはそのほかの願書に書かれていることからはわからないあなた自身の何かを書きます。正しい話題を選ぶことが大変重要です。話題を考えるときには、何が好きか、何を成したか、どこへ行きたいのかなど、まず自分自身に問うことから始めてください。
ステップ2:エッセイを書きましょう。 時間をかけて書きましょう。焦ったりたった一日だけで書き終えようと思ったりしないでください。導入には特別に気を使います。この後、エッセイには何が書かれているのだろうかという興味が持てるように読者を引き込んでください。簡潔な言葉で考えを書きましょう。どれだけ英語を知っているかを見せびらかすような語彙の乱用はすべきではありません。あなたがどれだけ頭がいいかを証明するのではなく、あなた自身を表現する言葉を使います。例を用いて述べていることを補足します。
ステップ3:時間をかけ、応援を頼みましょう。 十分な時間を置いて、数日間、もしくは1週間、エッセイを書く作業を中止した後、また戻ります。これによって新鮮な視点でエッセイを見直すことができます。また、友達や家族にエッセイを見せてください。あなたが見落としたり、言及していないことを彼らは見つけてくれるでしょう。楽しんで、時間をかけて、あなた自身を表現して、あなた自身をうまく伝えてください。
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Portland Community College
Typical cost per Year: $10,000 — $15,000


Glendale Community College
Typical cost per Year: $5,000—$10,000
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