GMAT®(Graduate Management Admission Test®)は経営大学院への入学希望者を対象に行われています。
GMAT®とは?
GMAT®(Graduate Management Admission Test®の略) は、大学院レベルでビジネスを学ぶために必要とされる能力を測るために世界中で取り入れられている試験です。他の試験と比較して世界中でより多くの経営大学院がGMATの実施を採用しており、同試験は、経営大学院入学のための事実上の世界共通試験と考えられます。成功にかけては、比類ない試験です。報酬が増えるだけでなく、キャリアアップの機会やその選択肢の増加に繋がる試験は他にありません。GMATは経営大学院の授業や実際に仕事をする上で最も必要とされるスキルに着目しています。
誰が受験すべきなのか?
世界各国の質の高い経営大学院では入学適正試験としてGMATを採用しています。経営大学院への進学を真剣に検討しているのであれば、GMAT受験が最初のステップとなるべきでしょう。過去60年もの間、世界で活躍するビジネス界のリーダーたちもGMAT受験を経てMBAプログラムへと進みました。これまでに1,000万人近くの学生がGMATを受験して成功を収めてきました。次はあなたの番です。
受験申し込み方法は?
GMATは114ヶ国にある600以上の試験会場で受験することができます。GMAT試験日程やお住まいの地域内の試験会場を探すにはmba.com/registerをご利用ください。試験は年中行われていますが、受験希望者は希望試験日の24時間前までに受験申し込みをしてください。大学院の入学申請直前や週末の受験申し込みは比較的早い時点で満員になります。受験料はUS$250ですが、受験をする国によっては税金がかかる場合もあります。受験申し込みに関するご質問は以下の問い合わせ一覧をご利用ください。
南・北アメリカ地域
注意:Eメールによるお問い合わせは月曜日から金曜日の午前7時から午後7時(米国中部時間帯)に受け付けています。同時間帯外に受信したメールへの返信は翌営業日になります。また、電話でのお問い合わせも月曜日から金曜日に受け付けています。以下は問い合わせ先です。
Email: GMATCandidateServicesAmericas@pearson.com
Tel(米国内フリーダイヤル): +1(800) 717-4628(米国中部時午前7時から午後7時)
Tel: +1(952)681-3680(米国中部時午前7時から午後7時)
Fax: +1(952)681-3681
アジア太平洋地域
注意:Eメールによるお問い合わせは月曜日から金曜日の午前7時から午後7時(オーストラリア東部標準時)に受け付けています。同時間帯外に受信したメールへの返信には最長で48時間かかる可能性があります。また、電話でのお問い合わせも月曜日から金曜日に受け付けています。以下は問い合わせ先です。
Email: GMATCandidateServicesAPAC@pearson.com
Tel: +852-3077-4926(オーストラリア東部標準時午前9時から午後6時)
インド: +91 120-439-7830(インド標準時午前9時から午後6時)
Fax:60 321 784 925
中国
注意:Eメールによるお問い合わせは月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時(中国標準時)に受け付けています。同時間帯外に受信したメールへの返信には最長で48時間かかる可能性があります。また、電話でのお問い合わせも月曜日から金曜日に受け付けています。以下は問い合わせ先です。
Email: gmatservice@neea.edu.cn
Tel: +86-10-82345675(月曜から金曜日の中国標準時午前8時30分から午後5時)
Fax: +86-10-61957800
欧州・中近東地域
注意:Eメールによるお問い合わせは月曜日から金曜日の午前8時から午後5時(グリニッジ標準時)に受け付けています。同時間帯外に受信したメールへの返信には最長で3営業日かかる可能性があります。また、電話でのお問い合わせも月曜日から金曜日に受け付けています。以下は問い合わせ先です。
Email: GMATCandidateServicesEMEA@pearson.com
Tel: +44 (0)161 855 7219(グリニッジ標準時午前9時から午後5時)
Fax: +44(0)161 855 7301
GMATとはどんな試験なのか?
GMATは経営大学院や実際のビジネスで最も必要とされる高次思考能力の試験です。試験では、数学的能力、言語能力、分析的論述、総合推論能力を判断します。
- 数学的能力のセクションでは、定量的に推論する能力や数学的問題を解決する能力を測定します。基本的な計算、代数、図形に関する知識は必要ですが、「数学的能力」のセクションは推論能力を測定するセクションであり、数学的な能力に基づいて出題されるセクションではありません。
- 言語能力セクションでは、文章の読解力だけでなく討論文章の推論と評価能力も測定されます。また、標準的な英語を基盤にした文章の間違い探し問題も含まれています。
- 分析的論述のセクションでは、批判的に考える能力や意見を伝える能力を測定します。
- 総合推論のセクションでは、様々な形式で記された複数の資料のデータを理解し、その内容を分析した上で問題を解決する能力を測定します。このセクションは、技術的に進歩し豊富なデータと向き合う社会で必要とされる能力を発揮するチャンスです。
GMATは規格化されたコンピュータベースの試験で、内容は全て英語で表示されます。数学的能力のセクションと言語能力のセクションはコンピュータ適応型形式で、受験者が前の質問にどう回答したかによって、受験者に適応したレベルで出題されます。よって、スコアは回答した質問の難易度と正解回答数によって計算されることになります。
試験日の心構えは?
試験日までにしっかり準備をして、当日はベストを尽くしましょう。GMATの形式や時間配分を理解して、サンプル問題で練習しましょう。また、各セクションをひとつひとつ復習しておきましょう。
- 出題形式:GMATの出題形式は、受験者がこれまでに見たことのない形式である可能性があります。例えば、データの十分性を問う問題では、解析方法のデータマイニングではなく、問題を解決するにあたってどのくらいのデータが必要かということが問われます。受験者は受験前にサンプル問題を利用して勉強し、試験の出題形式をしっかり理解するようにしましょう。このように準備を進めると、試験当日は効率的に回答することに集中できます。
- 時間配分:GMATには制限時間がありますから、各セクションで回答できるよう自分なりの時間配分を把握しておくことが大切です。仮に全問回答できなかったとしても、各セッションで回答をしていれば最終的なスコアを受け取ることができます。但し、全問回答できないとスコアに大きく影響します。
1問に対する回答平均時間は、言語能力のセクションでは約1分45秒、数学的能力のセクションでは約2分です。総合推論のセクションでは、1問に対する回答平均時間は2分30秒ですが、ほとんどの問題に複数の質問が付随しており、その質問に対する回答も求められます。
試験の最中はいつでも「ヘルプ」機能にアクセスすることはできますが、「ヘルプ」スクリーンの閲覧時間もそのセクションの回答所要時間として数えられます。
受験にはキーボードやマウスの使用など、コンピュータ利用における最低限のスキルが必要です。加えて、総合推論のセクションでは、データシートを表示したりドロップダウンメニューを使用したりするなど、基本的なナビゲーションのスキルも必要です。
GMATの受験では、各問題にある質問をよく読んで最も適切な回答を選ぶようにしてください。正しい回答がわからない場合、不正解と思える選択肢を除去して残りの選択肢から正解となる回答を推測するようにしましょう。回答を一度確定すると、その問題を飛ばして次に進んだり回答を変更したりすることはできません。
詳細についての動画 mba.com/testday では、チェックインの手続きや一般的な試験会場がどのような雰囲気か確認することができます。
経営大学院入学志願者である受験者は、試験当日に暫定的なスコアを確認して、正式なスコア報告を受けるかキャンセルするか決めることができます。このスコア報告は、世界600ヶ所にあるGMAT試験会場で受験した全受験者が利用できるシステムです。受験者である皆さんにとっては、入学希望校にスコアを送付するかキャンセルするか受験直後の帰宅前に選択することができます。この新しいプロセスによって、総合推論、数学的能力、言語能力の各セクションおよび総合スコアの暫定的なスコアを確認することができ、その後2分間でそのスコアを希望校に送付するかキャンセルするかを決めることになります。但し、決められた時間内にいずれかを選択しない場合、スコアはキャンセルされます。
また、試験会場でスコアをキャンセルした場合でも、その日から60日以内に料金US$100を支払うことによってキャンセルを取り消すことができます。この手続き後、スコアは回復されます。
GMATの試験対策は?
試験に向けての準備や満足する結果を得る努力は、GMAT特有のことではありません。しっかりした学習計画を立てて実行すれば良い結果が得られるでしょう。高いスコアを取得する受験者は模擬試験や試験対策用教材を活用し、それぞれの学習スタイルを理解した上で、試験に向けて前向きに勉強を進めています。週単位で学習計画を立てると順調に勉強が進み、教材を進めるに従ってスキルアップが望めます。
出題形式やその所要時間に関する情報を得るには、非営利教育団体(GMAC)が無料で提供している公式模擬試験GMATPrep®ソフトウェア(mba.com/gmatprep)を活用して、実際の試験の出題傾向を直接ご覧ください。 GMATPrep®はコンピュータ適応形式で、本試験同様の長さの模擬試験が2回分入っており、これまでのGMATで実際に出題された問題を使用しています。また、このソフトウェアには回答や解説だけでなく、数学においては総合的な復習も含み、多肢選択問題においてはその場でスコアが表示されるようになっています。
無料のGMATPrep®ソフトウェアに加えて、実力診断機能がついたGMATPrep® Exam Pack 1をダウンロードすると、さらに2回分の模擬試験が追加できます。
また、mba.com (mba.com/prepare)でもその他数多くの教材や資料が入手できます。例えば、同ウェブサイト内にあるPreparation Timelineでは、試験で最も満足のいく結果が得られるよう順を追って説明しています。また、受験者の強みを伸ばしながら弱点を改善していけるよう、勉強のコツ、試験対策用教材、入学手続き担当者からのアドバイスなどへのリンク先も含んでいます。
GMAT公式試験対策用教材はmba.com store(mba.com/store)で入手でき、入手できる教材は、The Official Guide for GMAT® Review, 2016、Official Guide for GMAT® Quantitative Review, 2016、The Official Guide for GMAT® Verbal Review, 2016、IR Prep Tool、GMATPrep® Software Study Collectionなどです。
GMATのスコアについて
GMATのスコアは今後の成功の予測因子と言えます。総合スコアは200~800点で表示され、数学的能力のセクションと言語能力セクションの成績に基づいて報告されます。尚、暫定的なスコアは試験直後に試験会場で確認できます。公式のスコア報告には4セクション全てのスコアが表示され、試験後20日以内に確認できます。尚、GMATのスコアの有効期限は5年間です。
学校はスコアをどのように評価するのか?
GMATは世界中にある6,000以上もの経営大学院で信用できる入学適正試験として採用されています。その理由は、授業だけでなく実社会で必要とされるビジネススキルを判断できる試験だからです。確かに、GMATのスコアは、入学希望者を評価するために学校が使用する複数の判断材料の一手段にすぎませんが、大学院レベルで経営を学ぶにあたって重要とされるだけでなく、入学を希望する学生に備わっている特定のスキルを確実に測定できる試験です。大学での成績など大学院毎に独自で設定した入学条件と異なり、GMATのスコアは、入学希望者の能力を判断しなければいけない入学手続き担当者にとって一貫した画一的な判断ツールとなっています。
Graduate Management Admission Council® (GMAC)
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