東京出身の留学生笹部菜摘さんは、現在、SUNY(ニューヨーク州立大学)システムのジェネシー・コミュニティカレッジで舞台芸術を専攻している大学生です。

東京出身の留学生笹部菜摘さんは、現在、SUNY(ニューヨーク州立大学)システムのジェネシー・コミュニティカレッジで舞台芸術を専攻している大学生です。

アメリカに留学したきっかけは何ですか?

小さいころからミュージカルやダンスが大好きで、特にダンスは常に私の生活の中心にありました。高校三年生になって進路を考えたとき、舞台芸術を学べる大学は日本国内では数に限りがあるということに気づき、「それならアメリカに行っちゃうかあ!」って思っちゃったんですね。そして、「舞台の本場といえばニューヨークブロードウェイっしょ!」みたいな気持ちで情報収集をしていくうちに、アメリカの大学の数の多さとその選択肢の広さに圧倒されました。さらにその多様さに驚きつつ、「これだけあるならどこか一つくらい私のことを受け入れてくれるところがあるはず!」と思い両親に相談しました。  

留学先にこの学校を選んだのはなぜですか? 

大きく分けて3つの理由があります。 

1(他の学校と比べて)手頃な授業料 

2 充実したシアターのプログラム 

3 学生寮があること 

この学校を選んでよかった事は何ですか? 

クラスのサイズとシアターです! 

留学中、恋しくなるものは何ですか?  

間違いなく家族です。特にクリスマスや感謝祭のとき、地元の友達の家を訪ねると家族の温かさに触れます。そんなとき、つい思い出して自分の家族にとても会いたくなります。家族以外に恋しくなるものは納豆ですね。 

アメリカに来てどれくらい立ちますか?英語はどのくらい上達しましたか? 

2017年の8月にアメリカに来て、それ以来ずっと勉強を続けています。初めて来たときの私の英語力は正直あまり良くなかったです。当初、”How are you?” と聞かれても何を言われているのか理解できずに3回も聞き直したことがあります。現在の英語力ですが、1年半前の英語力と比べればかなり良くなったと思います。今ではアメリカで出会った友人達との会話も自然に楽しめています。試験の点数で言えば、TOEFLのスコアが24点伸びていました。TOEFL対策は特にしないまま、大学での講義やクラブ活動に取り組みましたが、できる限り真摯に取り組んだことが付け焼刃ではない基本的な英語力の底上げにつながっているのだと思います。  

アメリカに来て一番驚いたことは何ですか? 

学期末にトランポリンや遊べる場所が学校内にできていたことです。びっくりしました。学期末でレポートや試験勉強に追われるからこそストレスフリーにやっていこうというこの国の考え方は好きです。 

がっかりしたことは? 

ありません! 

言葉の違いをどう克服しましたか? 

相手の言っていることがわからないときは必ず聞く。それがたとえ授業中でもです。もちろん初めは緊張しましたが、繰り返し質問しているうちに開き直ってしまったのでしょうか、質問をするということに慣れました! わかったふりというのは結局相手に伝わってしましますから。それに、せっかく高い留学金を払って来たので、覚悟決めて恥かきながら頑張りました。話せば話すほど、耳は鍛えられ反応も速くなって少しずつわかるようになり、そして今では自然に話せるようになりました。 

経済的な面で苦労したことはありますか? 

はい。留学とは贅沢な買い物のようなものです。学校から出る奨学金、学生寮の寮長として得たアルバイト代を工面して毎日生活をしています。さらに今学期からは進路相談センターでもアルバイトをしており、少しでも両親の負担を減らしていけるよう奮闘中です。 

日本の学校の授業との違いはどうですか? 

アメリカの授業はどちらかというとカジュアルで学生が積極的だと思います。多くの学生が講義の途中であっても質問をしますし、たとえそれが授業のコンテンツから少し離れた内容に発展しても教授も喜んで受けているように感じます。日本の授業は先生が教壇に立って説明してくれる講義タイプのクラスが多く、一回の授業で出てくる情報量がたくさんあったような印象です。どちらの授業スタイルも好きです。 

どのような課外活動に参加していますか? 

演劇クラブ、SGA(生徒会)、パブリックスピーキングクラブで活動しています。パブリックスピーキングクラブでは共同部長として他の4人のオフィサーとともにクラブに関わっています。私の住んでいる学生寮では寮長としてチームに参加し、レジデントが快適に生活できるようサポートしています。 

友人を作ることは難しいですか? 

難しい質問ですね。そもそも性格が自分勝手に一人で行動していきたいタイプ(勉強したいときにして、食べたいときに食べて、寝たいときに寝る)なので、いつもずっと一緒にいる友達というのは日本にいた時から少なかったように思います。それでもアメリカに来てから思うのは、人種や言語に関わらず、友達を作るのが難しくなるかどうかは、英語がどれくらい話せるかというよりも英語で何を話すかが鍵となるのではないかと思います。その点で言えば、私は魅力的な人だなと思った人たちとは自然に仲良くなれるので難しさとか息苦しさは感じませんでした。無理せずふわっとさらっと気楽に過ごしていればいい友人関係が築けていくと信じてます。話が多少ずれますが、人間とバナナの遺伝子って約50%が一致しているそうです(諸説あります)。交友関係で悩むことがあれば、「あぁ、半分バナナがしゃべってるなあ」とか、「半分バナナだから仲良くなっていくのにも時間がかかるのはしかたがない」って思うようにしています。みんなバナナなんです! 

アメリカでの留学は目標達成の上でどう役立つと思いますか? 

私の目標はアメリカで女優として活躍し、その収入で生計を立てていくことです。素晴らしい俳優や表現者を見ていると、多くの役者たちが教養人として、幅広い知識と知見を持っているように思います。役者の一番の仕事というのは、その役を舞台上で表現・再現することであって、それぞれの役が各々の背景、性格、感情、地位を持っています。それを理解するのは演技をするうえでとても大切だと思っています。だからこそ実技的な技術だけでなく教養も身に着けることはとても重要だと信じています。日本とは違った文化をもった異国の地で教養を深めることができる今、アメリカで得た知識や経験は自分の目標を達成するうえで、大きな糧になるでしょう。そして長い目で見たときに人生での財産になっていくんだろうと確信しています。 

Show More

SUSA_img_200x55.jpg
雑誌版(PDF)をダウンロード Study in the USA®

Related Schools